蟹 種類

食べて美味しい蟹の種類を知ってますか

カニを食べているとき、人は無口になります。何故って、それは硬い甲羅から身をとって食べることに一生懸命になるからです。時間が限定されたカニの食べ放題なら、なおさらのこと、一言も話さず黙々とカニを食べています。この豪快な食べ方は、北海道ならではです。

 

毛蟹やたらば蟹を茹でたまま、どんとテーブルにおいて、カニの殻を剥いて食べるのは北海道独特の食べ方かもしれません。昔は、それぞれの家で活きた毛蟹を茹でて、そのまま食べていたようです。ただ、その当時は毛蟹が一般的だったようです。

 

特に、毛蟹は足はもちろんのこと、甲羅を割って俗にいうカニミソもたべられます。残った甲羅には日本酒を注ぐとカニの味が酒に染み入って、最高に美味です。最近は、カニの甲羅を器にして、グラタンなどにも使っています。

 

そこで、カニの種類なのですが、世界単位でいうとおおよそ5000種類、日本でも1000種類ほどあるといいます。「へ〜、そんなに種類があるんだ〜」と思われる方も多いですよね。それもそのはず、すべてが食べられるカニではないようです。

 

世界の蟹と日本の蟹

世界の蟹の種類がおおよそ5,000種類で、そのうち1,000種類ほどは日本の蟹だと言われていますが、考えてみると、5,000種類のうちの1,000種類が日本の蟹、つまり世界の蟹の20%が日本近郊の蟹ということです。
これって・・・多くないですか?

 

もっとも、すべてが美味しいカニなのかというと、そうではなく、食用可能なカニと有毒で食用不可能なカニに分かれます。さらに、食用可能でも不味いか美味しいかに分けていくと、食べて美味しいカニは、そんなに多いわけではありません。

 

また、カニの生息地にも違いがあり海水と淡水に分かれます。淡水でなじみのあるのはサワガニでしょうか。サワガニの正式な分類は、節足動物門甲殻綱十脚目サワガニ科となり、本州、四国、九州にすむ唯一の純淡水で生きるカニです。体長は、約2〜3cmと小さく、足を広げた大きさは最大で約7cm、日本固有の種として、昔から、丸ごと唐揚げや佃煮にして食べられてきました。食用として成熟するまでには5年ほどかかるそうです。

 

 

蟹の美味しい食べ方・あれ・これ

ひとくちに、カニの美味しい食べ方と言っても、カニの種類によって料理法は違ってきます。

 

サワガニのように、丸ごと唐揚げや佃煮にすると美味しいカニもありますし、毛蟹のように、茹で上がったもののそのまま食べても、甘くて美味しいカニもあります。身はもちろん美味しい毛蟹ですが、最近ではカニミソが人気になっているようです。毛蟹のカニミソが人気の理由には、洋食へのアレンジにも奥深い使い方ができることがあげられるようです。

 

味が淡白なので三杯酢や天ぷら、しゃぶしゃぶ、鍋などにしても美味しく、また刺身で食べても美味しいズワイ蟹や、殻ごと焼いて食べても美味しいタラバ蟹などもカニの代表格としてあげられます。

 

でも、タラバガニは、本当はカニではないことをご存知でしょうか。実は、タラバガニは、節足動物門甲殻綱十脚目タラバガニ科に属する海産動物に分類されていますが、ヤドカリの一種なのだそうです。

 

なお、タラバガニの稚ガニは、わずか2ミリメートルほど、1年後にようやく1cm、5年後に4cm、10年でやっと生殖可能の大きさになるといわれています。成長は遅く長命で、雄の寿命は30年、雌は27年くらいと推定されているそうです。